マンスリーマンションで見つけた友人について
老朽化した家を改築するために、半年くらい家族そろってマンスリーマンションに住んでいたことがあります。短期間でしたので、特に深い近所付き合いをするつもりはありませんでした。毎朝ごみだしをするのは私の仕事でしたので、通学途中ゴミ捨て場によっていました。朝の通勤・通学の時間帯だからか住人の人たちが時々ゴミ出しに来ていて、顔をあわせると挨拶を交わす程度には言葉を交わしていました。そんなある日、いつものようにゴミ出しに行くと、別の学校の制服を着た女の子がゴミを出していました。最初のうちは軽く挨拶を交わすだけだったのですが、ある日、「文化祭いつから?」ときかれました。どうやら彼女の学校のほうが先に文化祭があるらしく、出し物で悩んでおり、他の学校を参考にしたかったそうです。そんな話から自然と仲良くなっていき、彼女たちも我が家と似たような境遇で住んでいることや、趣味や同じ作者の本が好きなことから自然とよく話すようになっていきました。私の家の改築が先に終わったのですが、お互いに連絡先を交換し合い、引っ越してからも彼女とはよく遊びに行くようになりました。やがて学校を卒業し、お互い違う土地に進学・就職しましたが、今でも彼女とは連絡を取り合っています。
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